Vol.13 Old Mother Goose

Old Mother Goose, when
She wanted to wander,
Would ride through the air
On a very fine gander.

がちょうのおばさん
(散歩にいきたくなった時には )
よく空をとんでいったものだ
すてきなオスがちょうの背にのって

※マザーグースの訳は、日本語と英語を比べられるように、敢えて直訳にしています

本日の学び

Ganderとは雄のガンということですが、雌はGoose、もしくはガンやガチョウを総称しGooseと呼んでいるようです。では、ガンとガチョウはどう違うのでしょうか?どうも、ガチョウとは家畜化されたガンのことのようです。

このマザーグースでは、お母さんがガンやガチョウの違いについて学ぶことを目的とはしていませんが、まずはガンとガチョウにリンクがついていますので、それらにサッと目を通してください。そして、こうした情報に目を通しながら、(自分だったら子どもにどう教えるか、どう説明するか)と考え、実践する方法に繋げてみてください。

お子さんに説明する例:

241_3 「ガンというこの鳥は、冬になると日本にやってくる冬鳥なんだって。ガンは数が少なくなってきているから、鉄砲でバンって撃って獲っちゃいけないらしいよ。捉まえてはいけない鳥のことを保護鳥って言うのよ。いつも見るすずめさんたちは保護鳥だと思う?カラスはどうかしら?」なんてことを言いながら、お子さんの興味に沿って色々お話しをしていきます。

さて、これはあくまでも、こういう視点で捉えて学びをネットワークさせていくことを、体験していただくための例です。今回は例を挙げますが、次回からは『本日の学び』だけに絞っていきますね。

このようなことは経験することでのみ、習慣として身についていくことだと考えます。なのでやはり自分でやってみる、という体験や経験が必要です。と言っても、毎日のエクササイズの所要時間は15分くらいです。

その他にマザーグースを実際に読んで、お話をしてあげるのは15分くらいでしょうから、一日に約30分あればこなせる内容だと思います。ただ実践編に慣れるまでは、(えっ?なに?これ~?こんな難しいことを毎回やるの~?)と最初はちょっと戸惑われるかもしれません。でも1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と、必ず慣れてくるはずです。

尚、お母さんが子どもに、マザーグースや絵本から派生させたお話しをする際、決して子どもに覚えさせる必要はありません。ただ世の中にはこういうことがあるのだ、ということを漠然と知るだけで十分です。興味を持てば、子どもたちは自ら深く知りたいと思うはずですから、慌てて記憶させる必要はないと考えます。とにかく「へ~、ほ~、なるほど~」を増やしてあげることにフォーカスしましょう。そして、子どもが何に興味を持つか、アンテナを張って観察し、子どもの興味に沿って学びを派生させていってください。

チルドレン大学では、このようなお話をたとえ1歳の子どもにでも、同じようにしてあげることを推奨します。もちろん使う単語やお話する際の語彙やトーンは、大きい子にお話する時とは違いますが、解らなくても親がペラペラお話ししているだけでOKです。(そんなの無意味)と思われるかもしれませんが、我が家ではそのような毎日の積み重ねで、子どもがかなり小さい頃から、高度で複雑なことを理解できるようになりました。しかも勉強しているという意識ではなく、日常生活の中で自然に学んでいったのです。

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